概要·特色

当院は全国に57病院をもつJCHOグループの病院で、地域医療や地域包括ケアの要として超高齢化社会における地域住民の多様なニーズに応え、生活を支えることを目的とした公的医療機関になります。開設は昭和２３年で、横浜市の中心部にある中区に位置し、JR石川町駅、みなとみらい線元町中華街駅、横浜市営地下鉄関内駅から歩いて数分の好立地にあります。中華街に隣接し多国籍の患者を受け入れるため医療通訳を複数常駐させるなど国際色の強い病院です。また横浜市２次救急病院として年間約3700台の救急車を受け入れており、地域救急医療にも長年貢献しております。
地域医療の実践を担う地域医療支援病院として、近隣の在宅医療を行う医療機関の後方支援的な役割も行い、急性期病棟のみならず地域包括ケア病棟も有するケアミックス型病院として昨今重要視されているプライマリケアも十分に学ぶことができます。
当院の研修は少人数制のマンツーマン教育が特徴です。病院見学は随時行っておりますので、お気軽にご連絡ください。

プログラムの特徴

当院の研修プログラムは院内での研修を中心に、横浜市大附属市民総合医療センター、横浜市立みなと赤十字病院等地域の研修関連施設の協力を得て行います。とくに地域医療研修は、地元医師会と強い連携体制で地域包括ケアシステムを実践する総合診療科の研修が特徴です。また、2次救急病院として、横浜市の多くの救急患者の受け入れを行い、豊富な症例を経験できます。
親身できめの細かい指導でプライマリケアの基本的な診療能力を身につけるとともに、保険診療を実践しながら専門診療科の研修を行います。さらに先端医療に触れながら、保健・予防医療福祉との連携を図ることができることを目的とします。当直は月4回までとし、働き方改革をもとに長時間労働をしない研修プログラムを実践しています。