⑥相模原エリア

独立行政法人国立病院機構相模原病院

〒252-0392

神奈川県相模原市南区桜台18-1

042-742-8311

042-742-5314

小田急線小田急相模原駅徒歩12分

専門研修プログラム(基幹)専攻医:  

給与・賞与

給与

時給2,640円
諸手当別途

賞与

賞与なし

諸手当

通勤手当、超過勤務手当等

当直回数

月4回程度 ※夜勤または超過勤務扱い

備考

保育施設: 有/院内、病児

医師数

全体数:160人 / 男性医師:117人 / 女性医師:43人

指導医:35人 / 研修医:15人

患者数

平均外来患者数:781人/日

平均入院患者数:334人/日

主な出身大学

1年次:福島医大、群馬大、聖マリアンナ医大、信州大、滋賀医大、近畿大、島根大、大分大 (8名)

2年次:千葉大、昭和大、北里大、浜松医大、香川大、徳島大、大分大(7名)

来年度:山形大、新潟大、千葉大、東邦大、聖マリアンナ医大、北里大、島根大、佐賀大(8名)

病院概要・プログラム

概要·特色

当院は、神奈川県の政令指定都市である相模原市南部の中核病院として位置しております。政策医療における免疫異常疾患分野での高度専門医療施設として指導的役割を果たしており、小児や成人の気管支喘息、食物アレルギー、関節リウマチの患者数は本邦有数です。また、併設の臨床研究センターでは、診療に直結した研究が活発的に行われ、多くの学会発表や論文を通じて、情報の発信を行っております。
アレルギー疾患対策基本法において、当院はアレルギー疾患の中心拠点病院として認定されました。同時に30診療科を有する総合医療施設として隣接医療施設との連携による地域完結型の医療を目指す地域医療支援病院としての役割も担っています。
「がん、成育、精神」医療に関しての専門医療施設にも指定され、地域の中核をなす総合病院として診療、医療分野への研究、人材育成など、明日の医療への前進に向けて積極的な活動を続けています。地域社会医療にも貢献し、2022年度は6261台(521台/月)の救急車の受け入れを行いました。手術件数も全身麻酔症例は内視鏡手術を中心に2372件(197件/月)を維持しております。

プログラムの特徴

スーパーローテートにより、各診療科での研修を行います
必須;内科24週、救急12週、麻酔科12週、外科8週、小児科・産婦人科・精神科・地域研修それぞれ4週以上
選択;2年次9月より(入職時に選択科の希望を聴取し、前倒し研修を考慮します)

・内科24週ー1回(半日)/週;一般外来研修
・救急12週ーブロック研修4週、麻酔科研修4週、2次救急応需(内科・外科・循環器・消化器・小児科)を通じて実施。また1年次には週1回、午後の救急研修を行います。
・麻酔科12週(救急+8週);医師として必要となる救急救命手技(気管内挿管、心肺蘇生術、ハイリスク薬の取り扱いなど)を考え、12週の研修を必須とします。
・外科8週ー1回(半日)/週;一般外来研修
・小児科、産婦人科、精神科4週~8週ー入職時に希望を伺います。精神科は北里大学病院で研修します。
・地域医療4週ー2年次;成城内科ー東京都世田谷区;在宅医療往診専門施設、井筒医院ー岩手県奥州市、日高徳洲会病院ー北海道日高市、上対馬病院ー長崎県対馬市、日野原記念ピースハウス病院ー神奈川県足柄上郡中井町、国立療養所奄美和光園ー鹿児島県奄美市から選択してください。
・病理診断科・生理検査(超音波検査など)部門や保健行政(相模原保健所)の研修も選択可能です。
※腎臓、内分泌代謝、心臓外科、3次救急は研修できません。

・病院CPCでは研修医が臨床、病理のプレゼンテーションを担当し、討論への積極的な参加を促します(5回/年)。
・またチーム医療の一員として栄養サポートチーム(NST)、緩和ケアチーム、呼吸器サポートチーム(RST)への参加や機会があれば学会主催の研修会などへの参加も考慮します。
・研修医のリクエストを参考に研修医クルズスを企画し、基礎知識の確認や新しい知見、BLS/ACLS、糸縛り・縫合実習などをおこなっています(1回/月)。
・国立病院機構(NHO)のネットワークを活用した”良質の医師を育てる研修”が、NHO本部で色々なテーマで20件/年ほど企画・運営されており、積極的に参加しています。また、学会での発表も盛んに行われ、参加費の援助(2回/年)も認められます。
・近隣の4つの研修病院合同で、外部講師を招いて漢方医学の勉強会を2回/年行っています。

・458床の中核病院ですが初期研修医の定員は10名以下/学年と多くありませんので、症例や手技がたくさん経験出来ます。前述のような国立病院機構グループのネットワークを使用した教育研修も充実しております。
・研修医ミーティング;1回/月ー研修中の連絡事項や問題点など話し合います。
・評価は、PG-EPOCで行います。
・週に1回の救急午後当番は、救急車で来院された患者さんのファーストタッチから診断・治療まで経験できると好評です。