概要·特色

当院は国家公務員共済組合連合会が運営する病院です。明治39年に開設されました。
平成16年3月に地域医療支援病院の承認を受け、横須賀・三浦半島を中心とする地域の医療機関との連携を強化しました。医療の継続性を確保し、地域の方々へ適切な医療を提供していくために、専門的な治療や急性期医療を担当することで地域医療の充実を図っています。
さらに、平成18年8月には、地域がん診療連携拠点病院の認定を受け、横須賀・三浦半島地区の各医療機関と連携して、がん診療の向上に力を注いでいます。
また、当地区の3次救急担当医療機関として救命救急センター(20床)を有し、専任スタッフを配備して3次救急受け入れ態勢を整えています。

プログラムの特徴

基本方針は、急性期医療を中心としたプライマリケア重視の研修です。内科・外科とも全日救急対応であるため豊富な症例を経験することができる当院は、プライマリケア能力の向上に最適の環境といえます。
必修診療科(内科24週、救急科12週、外科4週、産婦人科4週、小児科4週、精神科4週、地域医療4週)以外は自由に組み合わせることができます。日中は各科に配属され、入院患者の受け持ち医の1人として各科指導医の指導を受けつつ、診療に当たります。救急当直は、1-2次救急と3次救急を合わせて月に4回程度担当します。1-2次救急外来は、1年次と2年次の研修医がペアとなってファーストタッチを担い診療を行うため、自分で考える力が身につきます。常に上級医が待機しているので、困ったらすぐに相談し指導を受けることができます。3次救急外来は、当番の救急医と担当し、蘇生、集中治療を学びます。心臓マッサージや気管挿管を行い、ACLSを実践することができます。