概要·特色

当院は、1971年の開設以来、地域の基幹病院として高度医療・救急医療を担い発展してきた。2000年には、それまでの地域医療を支援してきた実績を認められて「地域医療支援病院」の承認を受け、地域医療機関との連携をより一層密接にしている。このほかに、地域がん診療連携拠点病院、がんゲノム医療連携病院、救命救急センター、周産期救急医療中核病院、災害医療拠点病院などの役割を担うとともに、日本内科学会、日本外科学会をはじめとする54学会の教育認定施設、臨床研修病院の認定を受け若手医師の育成にたずさわっている。このような数々の病院機能や、ともに病気と闘う患者に対する医療提供が評価され、日本医療機能評価機構による機能評価認定を受けている。当院は公的病院として地域における役割を見すえながら「より親しまれ、より信頼される病院」を目指している。

プログラムの特徴

必修科目として内科を24周、救急科12週、麻酔科を8週、外科、小児科、産婦人科、精神科を4週ずつ研修をする。また、2年次で行う4週の地域医療研修のほかに、選択科目は将来専門とする診療科を中心に研修を受けられるようになっている。保険研修として、保健所でも選択科目として研修を受けられるようになっている。
一般外来研修については、内科研修中の総合内科外来及び小児科の一般小児科外来及び地域研修により20日以上の研修を行う。　
選択科目は、必修科目の診療科ほか、皮膚科、泌尿器科、心臓血管外科、脳神経外科、整形外科、形成外科、眼科、耳鼻咽喉科、放射線診断科・放射線治療科、病理診断科、臨床検査科、救急外科、リウマチ科、呼吸器外科についても選択可能となっている。