概要·特色

当院は神奈川県西部地域での唯一の大学病院、特定機能病院として静岡・山梨両県の一部を含む200万人とも言われる医療人口を持つ医療圏の地域医療に寄与しています。また、高度救命救急センターを併設し、総合周産期母子医療センターや造血幹細胞移植推進地域拠点病院、地域がん診療連携拠点病院として専門的で最先端の高度医療を提供すると共に、地域の中核病院としてCommonDiseaseな診療も多く、幅広い研修環境を用意しています。
なお、当院以外での研修先として東京・大磯・八王子の各付属病院と県内外の特色ある市中病院を協力型病院として、近隣のクリニックを協力型施設として連携し、患者さんを全人的にケアする研修を実践しています。
さらに、当院は臨床研修修了後に行なわれる専門研修の19基本領域全ての基幹施設となっており、専門医取得を目指し一貫した研修が受けられます。

プログラムの特徴

【基本研修プログラム】大学病院で幅広い診療科を研修でき、数多くあ
る地域の中核病院でも研修が可能です。選択期間も長く、豊富な研修
科から選択できるため、自分に合った研修が行えます。
【地域医療研修プログラム】大学病院で幅広い研修を行いつつ、諏訪中央病院をはじめとする特色のある地域の市中病院で、8～12週の研修を行います。人気の高いプログラムです。
【周産期研修プログラム】小児科、産婦人科以外を研修中も4週毎に6回、いずれか将来希望する科のカンファレンスに参加します。小児科と産婦人科を各4週、さらにいずれかを4週研修することで大学病院と市中病院の両方で研修が可能となる小児科医、産婦人科医を目指す方に向けたプログラムです。
【地域医療重点研修プログラム】石巻赤十字病院、諏訪中央病院、大船中央病院、けいゆう病院で大学病院とは異なる診療科の枠を超えた研修をじっくり実践でき、振り返りを重ねて医師としての思考や洞察力が身につきます。大学病院と市中病院の両方を研修したい方に最適なプログラムです。