概要·特色

当院は昭和56年開設当初より、地域の皆さまに喜んで頂ける医療を目指してきました。救急体制においては、救急車の搬入に関してお断りをしない方針で、厚木市内の救急搬送の半数以上(年間約5,000台)を受け入れ、海老名、綾瀬、大和市など近隣の救急も受け入れています。また病院の質的向上を目指し、日本医療機能評価機構や卒後臨床研修評価機構、地域医療支援病院の認定など、地域の求めるものに素早く対応すべく病院整備を行ってきました。現在は、がん診療への対策として、放射線治療、外来化学療法、緩和ケア病棟の開設など、がん診療連携指定病院の取得に向けて医療向上に取り組んでいます。
医療は医師のみでできる事ではありません。看護師、薬剤師、放射線技師、臨床検査技師、臨床工学士、栄養士、理学・作業療法士、医師事務作業補助者、病院事務担当など、チームで連携して取り組み、病院がワンチームとなり、少しでも質の高い医療を目指しています。

プログラムの特徴

急性期医療と保健予防活動・プライマリ・ケアを基本とし、総合的臨床能力を有する医師の育成を目的としています。2年間の初期臨床研修プログラムは総合診療方式(スーパーローテート方式)により内科・救急科・麻酔科・外科・脳神経外科・産婦人科・小児科・精神科・地域医療の各科ローテーションを必須とし、かつ救急当直を並行し、救急医療からプライマリ・ケアを主とした研修をベースに問診・初期診断・初期治療の実際から適切な判断能力を身につけられるようにしています。